フィレンツェから
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1 2006年 12月 08日
![]() このブログにもちょくちょく登場しているHeroは、語学学校時代からここに残っている唯一の友達です。 留学して数日後、あるフェスタに友達に連れて行かれた時、その家でご飯を作っていたのがHeroでした。そういえば、その時も人の家だったのに、ご飯つくってたよなぁ・・・鳥のコーラ煮なんて初めて食べたっけなぁ。 それっきりその日知り合った人たちとの交流は全くありませんでした。Heroともたまにチェントロ(街の中心)で見かけると挨拶する程度の仲。 ある日道で会った時に日本へ労働ビザを取りに帰る前にリチウムという場所で小さなコンチェルトをするから見に来て、とのお誘い。 ただのコンチェルトではなく、彼がここイタリアで正式に歌えるようになった(テアトロでのオーディションで通って正式なメンバーになった)お祝いのコンチェルトだったので何かを、とこの上の写真のLo Strudel(アップルストゥルーデル)をアンナママに教わり作って持っていったのでした。 その日彼はそのストゥルーデルを一口かじっただけで、後は後援してくれたシニョーラ達がバクバク食べてしまったそうで、ずーっと後になってから私が持って行った話になり「美味しかったからまた作って」を繰り返されていたもの。→作ってませんでした、今日まで ^^); 彼はその後私に困った事が起こる度に陰になり日向になりずっと手を差し伸べてきてくれた大切な友達です。でも矢印はいつも向うからこちらへ、これでいいのか?と時々疑問が沸きますが・・・、まあ、深く追求しないということで、ね。エヘヘ 一昨日、コムナーレで終身雇用の契約が結べたというメッセージが届きました。一般的にEU諸国以外の人には終身雇用は適用されないのでこれってとてつもなくすごいことなんですよ!! ということで、今晩我が家で微力ながらささやかなお祝いをしたいと思い、昨日の夜焼いたものです。10年の思いをやっと今晩・・・です。 ![]() ![]() ![]() 山にした粉に卵を割り入れ 捏ねます、こねます こうなるまで ![]() ![]() ![]() りんごの皮を剥き小さく切り 休ませた生地を伸ばして 具をおいて包む 具にはりんご、松の実、干しぶどう、砂糖、マーガリン、レモンの皮を入れます。ママのにはシナモンが入っていないんですよね、嫌いなのかなひょっとして。 味見はしていないので、ちょっとドキドキです。ストゥルーデルが焼きあがる頃の匂いもまた私にとって10年前の留学生活を走馬灯のように思い出させるものです。イタリア生活一年目の記憶が未だに強烈に残っているのは、こちらでの生活すべてが新しいものの発見や未知との遭遇の日々だったからでしょうか。 あっ、回想にふけってレモンの皮入れるの忘れた・・・ ![]() ↑Heroのお祝いに参加できないあなた、ここでポチッと祝福しておきましょう。 1日1回のクリックがランキングに反映されるしくみです。 気に入っていただけたら今日もポチッとワンクリックお願いします。 ボチボチですが、ランキング上がってきています、ありがとうございます♪♪ ■
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by tammys04
| 2006-12-08 19:40
| ricordo - 思い出
2006年 11月 20日
友達Hの家に行くといつもびっくりする程、手作りのものが沢山あります。それはマメになんでも手作りする人で、スローライフを掲げている私はHの前では本当に恥ずかしいくらい怠け者になった気がします。
![]() 思春期までを横浜で過ごした私は、K大学の並木道が好きでした。秋になると必ず匂うこの香り。「くっさ~っ」と鼻をつまみつつ歩いたっけ。もらった銀杏を持って帰り家で袋を開けるとやはり「オエッ」(食事中の皆様、申し訳ありません m--m)っとくる匂い。とにかく早く外側の皮を剥いて諸悪の根源を取り除かねば!! いざっ、ビニール手袋をはめ→というのも家の母方の祖父は銀杏や漆にめっぽう弱く触ると「お岩さん」のようになったと昔から母に聞いていたので、万が一その血を引いていると明日の朝「お岩顔」になり、その顔で仕事に行くわけにもゆかないので、念のため。 とりあえず処理開始。するとあら不思議。匂いって慣れるものですね~♪いや、もとい。 なんだかクサイ中にも、いろいろな事が思い出されてきました。ちょうど銀杏が落ちる頃、午後のいちょう並木を歩くと木々の間からの木漏れ日とアスファルトに黄色い絨毯のように敷き詰められた落ち葉がまぶしいほどに明るかった事、K大学の文化祭で芸能人を見たいが為に(当時かなり有名な人たちが毎年出演していた)わざと裏口を通り「入っちゃだめ!」と言われると待ってましたとばかりに「家この山の下なんですけどー」とえらそうに言っていた子供の頃、また中学までをこの地で過ごした私には思い出の人が沢山います。 ![]() 話がそれますが、私の好きなブログに「ばーさんがじーさんに作る食卓」というものがあります。その筆者のお一人cincoさんのお母様の命日が先日だったという記事を拝見しました。りんごのすりおろしを食べると幼い頃病気をしたご自分にお母様がりんごのすりおろしを食べさせてくれた事を思い出したというものでした。 食べ物、音楽、匂いってふとタイムスリップさせる不思議な道具だと常々思っています。こんな「ぎんなん」の匂いでも私にとっては大切な記憶を思い起こさせる匂いなんだと実感させられたのは、外側の皮を取っている内に私もある人を思い出しました。中学の先輩です。先輩もcincoさんのお母様同様亡くなりました。つい先日は先輩の一周忌でした。今年先輩と同い年になり、来年は先輩の年を越えてしまいます。それでも10年経っても、20年先になっても私にとっては先輩のままであり続ける大切な人です。皮を取り除き流水で「ぎんなん」を何度も洗いながらふと涙がこぼれたのは何故でしょう。皮の匂いのせいだけではなく、先輩の事はいつも思い出してるけど。 さて、折角もらった「ぎんなん」で何を作るか考えないと。日本のビジターの方々、なにかお勧めのメニューなどあったらコメントにてお知らせ下さい(連日○百人ほどのビジターがいらっしゃるようですが、コメントほぼゼロってどういうこと?とちょっぴり不安な今日この頃です→決して強制ではありませんのであしからず)。 ![]() ↑一日1回のクリックがランキングに反映されるしくみです。 お陰様で50位内キープさせて頂いています。ありがとうございます。 今度は25位目指してがんばりたいな♪ 今日もワン クリックで応援よろしくお願いします♪ ■
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by tammys04
| 2006-11-20 21:30
| ricordo - 思い出
2006年 08月 24日
私が住むためにフィレンツェに初めて来たのは、10年前の今日8月24日でした。
前日ローマに一泊して、電車で移動したどり着いたフィレンツェ。 ローマ駅の切符売り場では日本で○HKイタリア語講座を聞き始めて最初に覚えたセリフ ”Vorrei un biglietto per Pesaro per favore”(ペーザロ行きを一枚お願いします)とそのまま言ってしまい、あわてて「あっ、いえフィレンツェ」と言い直したり、フィレンツェで出迎えてくれる友達に知らせた電車とは違う電車に乗ってしまって彼らを1時間以上も駅で待たせたり、初日から失敗だらけでした。 その友達達に連れられまずはドゥオーモ、ポンテベッキオ、そして私が9月から通う事になる語学学校、友達がフィレンツェで一番好きだといって連れて行ってくれた教会S.Croce(サンタクローチェ)など次々と散策しました。 今では目をつぶってさえ歩けるであろうこの界隈も、当時は全てが知らない世界。嬉しさと不安とが入り混じった気持ちでした。10年前の今日はかなり暑く、イタリアの日差しの強さに驚きましたが、今日は幸い曇りがち。それならと、同じコースを歩く事にしました。 ![]() 私の通っていた学校はポンテベッキオを超えて左に曲がったVia dei Bardi(バルディ通り)にありました。街の中心地から一本道を入っただけなのに、この通りには趣がありフィレンツェの中でも好きな道の一つでした。今でも時々歩くとその頃を思い出し、胸がキュンとなります。 ![]() 学校は12番地にありましたが、現在は工事中です。何が出来るんですかね。うちの学校かなーり大きかったんだけどな。 学校の左手はゆるいカーブの坂道になっていて、休憩時間には毎日バールへ足を運んだっけ。いつも美味しいカプチーノを作ってくれたおばちゃんバール(本当はCaffe’ amici miei-カフェ アミーチ ミエイという名のバールだけれど昼間はパートのおばちゃん達しかいなかったので私たちはそう呼んでいた)は数年前に経営者が変わってモダンなロカーレになってしまい、おばちゃん達も今はもういません。 ![]() 一本通りを出ればポンテベッキオの一つ先のPonte alle Grazie(グラッツィエ橋)からポンテベッキオが見え、橋を渡って少し行くと、サンタクローチェ教会が右手に現れます。 友達にとっても一番好きな教会だったように、私もサンタクローチェ教会へはその後何度足を運んだ事でしょう。今のように有料ではなかったので、何かあると自然と足がサンタクローチェに向かい、中に入って気の済むまでボーっとしてたっけ。 ![]() 10年一区切りと言いますが、滞在が10年になったわけではないけれど今日同じルートを歩いてみて10年前の今日の自分を鮮明に思い出しました。全てが新鮮でドキドキしていた頃。そこにはいろいろな決意を内に秘めた10歳若い私がいたのでした。 いい散歩だったな、今日を境に心機一転また明日からもがんばろっと。 人気blogランキングへ ↑ブログランキングに参加しています。ポチッとワンクリックしてくれたら嬉しいです ■
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by tammys04
| 2006-08-24 06:43
| ricordo - 思い出
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