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2008年 03月 18日
↑今日も1ポチ、応援ありがと 朝早くから役所の移民局へ行ったある日、久々に私用で市場へ。友達のHeroと行ったのは初めてのこと。 そこで↑Carducci(カルドゥッチ)という野菜を発見。私が好きなイタリア野菜のベスト3の中に入るといっても過言ではないCarciofi(アーティチョーク)。カルドゥッチとは1月から3月の間にカルチョーフィの茎(枝?)を間引いた時に出るものとのこと。用はカルチョーフィの茎に当たるもので、Cardi(カルドン)とは別物との市場のおばあちゃんのご説明でした。 確かにカルドンと比べると小さいしカルチョーフィの枝みたい。どうやって食べるのか生き字引のようなおばあちゃんに伺って 結んであったものをほどいてみるとこんな感じです。なるほど、カルチョーフィですね(笑) 畑にはこうして植わってます。 葉っぱの方が苦いのでむしろこの赤っぽい茎の方を食べるとのこと。アクが強いのでとりあえず筋を取りつつ、適当な大きさに切って酢水につけます その後30分ほど茹でます。塩はしません。茹でている途中で薄力粉を水で溶いたものを加えます。これもアク抜きのためだとおばあちゃんの知恵。 茹でたカルドゥッチの水分をふき取り粉をつけてバターで揚げます。塩をしてキャセロールにバターをしてパルミジャーノチーズとパン粉を合わせてカルドゥッチと合わせてオーブンで焼くと・・・ Carducciのオーブン焼きの出来上がり♪ 生で食べられるとおばあちゃんから聞いたので試してみたのですが、かな~り苦く、その印象が強かったのでアク抜きをしすぎた感もありました。もちょっとアクが残っていた方がカルチョーフィの味がしたかも。でも、基本的にとても好きな味でした。こんなお料理外食で見たことも聞いたこともありません。調理法によってはトラットリアだったら出せると思うんですけど。 ただ、手間がかかりすぎるからそれが問題かもしれないですね。この日も私が昼食を作っている間にHeroが筋取りをして、その後Heroが仕事へ出た後私は茹でて冷まして揚げて・・・その晩再合流してからオーブンへ入れたという手間がかかっています。 昔はそれでも家庭で食べられていた物なんだと思うとふとサツマイモのツルを思い出しました。私たちは東京の人間でこういうもの知らなかったけど、関西の田舎へ引っ越した頃近所の農家のおばあさんがリアカーを押して作った野菜を売りに来てくれていて、当時珍しいと思っていた何もしらない私たちに親切に食べ方を教えてくれたものでした。特にお芋のツルは大好きだったなぁ。その当時でさえもう若い人は食べなかった物だったと思います。 この日は他にこんな夕食メニューでした。シトロンとプンタレッレのサラダに豚のコトレッタ(カツ)。プンタレッレをシトロンと一緒に食べるというのは初めてでしたが、さっぱりしていてとても美味しかったです。揚げ物がメインだったので余計に美味しく感じました。 うん、今日もまた私にとっては新しく、でも古きよき時代のお料理を習う事が出来ました。イタリア人のご老人たちには毎回本当に感謝しています。 また明日からもこういう出会いがあると嬉しいですね。
by tammys04
| 2008-03-18 08:37
| tavola - 今日の食卓
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