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2007年 04月 09日
プーリアのお料理の先生Luciaさんのお宅では復活祭にlasagne(ラザーニャ)を召し上がるのだそうです。昨年のクリスマスにご挨拶の電話した時にそうおっしゃっていました。それを思い出したので、私も今回真似させて頂きました。とはいえ、まだ右半身を気遣う身です。パスタから作る事は到底出来ないので、ちょっと手抜き。でも、いいもの教わっちゃった。 それはこのsfogliavelo(ベールのように薄いパスタ)です。プーリアのお母さんのラザーニャはパスタはもちろん手打ちですが、とても薄くて口の中でとろけて、これまでラザーニャ嫌いだった(重たいから)私の印象を一瞬にして変えてくれました。ですから私の主宰するLa Cenetta(ラチェネッタ)お料理教室ではクリスマスコースの時のみ、このLuciaさん秘伝のラザーニャをお教えしています。 話しがそれましたが、この薄いパスタを作るのは結構大変です。市販のものは厚すぎてまるで体操マットかと思うほどでとても使いたいと思えない。 最近私の周りのイタリア人男性達がこれがいいよと勧めてくれたものがこちらのメーカーのもの。確かに良かったです。教えてくれてありがと、マルコにアルベ(かつての同居人たち)♪手打ちじゃなくてもそれに近いものが出来ました。 身体が利かなくても(って私はいくつやねん?)食べたいものは食べたい!ちょっとドキドキしながらこのパスタ生地を使いましたが、うまく出来ました。ねえ、ふつうのラザーニャだったら4段も積まれたら「もうやめて」って思っちゃいますけど、このプーリアのお母さんのはその倍以上重ねてもぜーんぜんOKなんです。もちろん秘密はパスタだけにある訳ではありませんけど。 ラザーニャ以外に作ったものは前菜がブレサオラ(牛の干し肉)、ルッコラ、パルミジャーノのサラダ、セコンドがローストビーフ(こちらもLucia風)とポテトのオーブン焼き、トマトとピーマンのサラダ。 そしてドルチェは復活祭の前夜に格闘していたこちら。名前をPastiera Napoletana(パスティエラ ナポレターナ)といいます。ナポリ周辺でこの時期食べるお菓子です。生地はタルト生地とほぼ同じ、中身はリコッタチーズ、麦の煮たもの、牛乳、卵、オレンジの花の香りのエッセンス、カンディーティなどなど。 これもレストランなどで食べるとあま~~~すぎて殺人行為なくらいの重さですが、知り合いが作ったのを食べた時に美味しくて教わったもの。でも、彼女のレシピより更にさらに、お砂糖は少なめです。じゃないと、生地と中身でお砂糖だけで850グラムですよ、はっぴゃく、ごじゅーー、ぐ・ら・む・・・って、あなた、レシピ見たら作る気失せますわね。 2時前に始めた昼食会は案の定午後5時くらいまでまーったりと続きました。 Pasqua(パスクワ)とはそんな過ごし方をしても許される日なのです。 あ、そうそう、とは言っても我が家でした昼食会ではありません。Heroという友達がローマに行っていて不在だったので、残った人たちにご飯を持っていって一緒にお祝いしたんです。 人の家でまったりしすぎ・・・です、ね。 三連休でまだ疲れの取れない私をポチッで応援してね♪
by tammys04
| 2007-04-09 23:55
| cibi - 食べ物
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