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2010年 05月 10日
5月9日はイタリアも母の日です。 ここ数年母の日は仕事が入っていて挨拶に行けなかったのですが、今年は別。 ということで、今日(イタリアはまだ9日)私のイタリアのママと呼んでいるアンナのところに行ってきました。 会うのは彼女のお誕生日以来ですから約3ヶ月ぶり。もっと頻繁に会えたらよいのですけれど、なかなかそうは行きません。 最近歯の具合が悪くなり(それまで全て自分の歯でした!)入れ歯になったらどうも合わないのか痛くて固いものが食べれないと。 ということでお得意のシフォンケーキと花束を持って行きました。 ママはお花が大好きです。昔留学した当時、なんか↑こうした花束ってしっくり来なくてバラならバラだけとか母の日はカーネーションという固定観念があったのですけど、こういう自分ではきっと絶対にしない組み合わせもなんとなく綺麗に思えるようになり(笑)日曜の午後だった事もあり花屋の選択肢もあまりなかったので本当は私の趣味とは違うものを持参しました(汗) ところが、ママの反応が・・・大喜び。 何度も居間へ行っては花の前で手を合わせてChe meraviglia♪(なんてステキ♪)を繰り返しスキップさえしそうな足取りでキッチンへ戻ってきていました(笑)やはりイタリア人、こういう配色にそんなに感動してくれるのね。 もしくはイタリアのマンマらしく(?)娘の持参したものにはこうした感動を表してくれるのか。 ママが90歳なんてちょっぴり長生きしすぎちゃったわと寂しそうに笑いながら言うので、 私「とんでもない、ママがいてくれなかったら今日の私はいないのよ。この先ももまだまだがんばってもらわないと困るんだから」 ママ「ひょえー、まだまだ・・・そうだったわ、私はあなたのために長生きしないといけないんだった!で、Fidanzato(彼)は見つかったの?」 私「・・・」 ママ「了解。でもそんなに長くは無理よ。早く見つけなさいよ!」 という、いつもの会話が展開されました(笑)が、私はママがずっと長生きしてくれるのならfidanzatoは見つからなくてもいいかも・・・いや、そんな事はないか・・・うーむ。 私のイタリア人のママという人はどんな逆境に立たされた時でも笑うことを決して忘れず、前を向いていることをモットーにしています。今回もそれを言っていたけれど ママ「いや~な全ての私の性格の中で、唯一褒められる部分はそこなのよ!自分でもそれだけは褒めてあげたいわ~」 とのたまっておりました。私はそんなママにこれまで幾度励まされ笑顔をもらったでしょう。彼女はどんな時でもヒマワリや太陽のような人なのです。そしてイタリアマンマですからいつでも私の見方。何を相談しても相手が悪い、私が正しいとなってしまいます(苦笑) 90歳という年齢は自身ではどうしようもない身体の衰えという自然の摂理があり、親しい友や家族、子供さえ見送り悲しみにくれ、それでもまた新しい年が明ければ春が来る、という私にはまだまだ想像にも及ばない事です。 そんなママに何かしたいといつも思いながら何も出来ずに14年が過ぎています。 かつては冗談で100歳まで生きてよ!と言っていた私ですが、いくつまででも、今のままでいて欲しい。と自分勝手な思いを抱きながら家路に着きました。 こうして異国で暮らしながら今日の母の日に花を持って尋ねられる場所がある。とても幸せでありがたい事です。私が今日こうしてイタリアで暮らせるのはママの支えがあるからです。 行きのバスの中では同じように花束を抱えた外国人を何人も見ました。きっと彼女達の中には私のようにイタリア人のママと呼べる人がいるのかも知れません。 世界中のお母さんへ 生きていてくれてどうもありがとう。これからもずっと見守っていてください。 ↑ブログランキングに参加しています 今日もポチッと応援してね♪
by tammys04
| 2010-05-10 06:05
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