フィレンツェから
フィレンツェの気温
ご来場者数 IERI OGGI ◆イタリア語通訳とイタリア家庭料理教室のサイト La Cenetta(ラ・チェネッタ)は「イタリア語」を通じて コーディネートする会社です。 ビジネスでは見本市やイタリア企業との商談、工場視察、企業間通訳など 個人旅行、大学研修ツアーの空港トランスファー 市内同行通訳 ワイナリー訪問 その他アルトアディジェからプーリアまでの観光都市のアテンド通訳も含めコーディネート致します。 イタリア政府公認AISソムリエ ジュニア野菜ソムリエとしては昔ながらの身体にやさしいイタリアの家庭(マンマの作る)料理を教えています。 どうぞメインサイトをご覧下さい。 人気blogランキングへ ●エキサイト以外のブログ Ride on Music! 伊・独・私の三角関係 ROMAのCAFFE'でおしゃべりを 北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして Jacqueline a Genova 日伊文化交流協会 aiutoイタリア! 『5月のうた』という名のレストラン ペルバッコ■イタリア・フォトブログ 南イタリアからこんにちは! 掲載写真の無断使用はお断り致します。また本文と関係のないコメント、トラックバック等は当方の判断により削除致しますのでご了承下さい。 Copyrights©2006-2016 All rights reserved La Cenetta カテゴリ
全体 amici- 友達 cibi - 食べ物 favoriti - お気に入り Firenze - フィレンツェの街 lavoro - 仕事 mercato - 市場、マーケット tavola - 今日の食卓 L'anti+α - 前菜他 Il primo - プリモ Il secondo - セコンド dolce&pane - お菓子&パン fatto a mano 保存食&手作り La Cenetta - お料理教室 Fiera - 展示会 ricordo - 思い出 Ristorante - 外ご飯 viaggi - 旅行、遠足 Vini - ワイン、ワイナリー Vita - 暮らし Evento - イベント info - お知らせ salute- 体のこと Giappone - 日本にて Bologna - ボローニャ Carrara - カッラーラ Venezia - ベネツィア soliloquio - ひとり言 ご挨拶 ブログの前身 未分類 タグ
野菜(105)
トスカーナ料理(100) お呼ばれ&持ち寄り(87) La Cenetta 料理教室(81) 旅行コーディネート(76) ドルチェ(72) 自然(68) 和食(57) ワイン(40) 通訳(36) イベント(34) パスタ(33) アルトアディジェ(33) Tammyさん家のレシピ(30) クリスマス(29) プーリア(29) 催事(27) Anna Maria(25) フルーツ(21) お客様(20) 夕日(20) 料理修業(17) 出張料理教室(16) トスカーナ(13) エノテカ日記(12) 2012.10.日本(12) 芸術鑑賞(12) 目がないもの(12) その他(11) 今週のランチ(10) 自由が丘mondo(10) お祝い(10) スープ(9) ずっこけ話し(9) Tammy's散歩道(8) 2011.日本-秋(8) 2010.日本 - 秋(8) 野菜ソムリエ(8) ショップ(7) ウンブリア(4) 私の好きなものいろいろ(3) パリ(3) 雑貨&キッチンツール(3) Tammy's lunch box(3) Pasqua(3) 和食&家ご飯(3) Newsより(3) 2014. 日本-秋(3) 工場見学(2) 保存食(1) 以前の記事
2018年 09月 2017年 11月 2017年 04月 2017年 01月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 07月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 01月 more... 最新のトラックバック
ブログパーツ
お気に入りブログ
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2008年 07月 25日
私の愛して止まないプーリア州のビッカリ村には既に何人もの友だちがいます。
その一人にVincenzo(ビンチェンツォ)という人がいるのですけど、彼と知り合ったのはかれこれ7年ほど前、私がまだアルベルトやマルコと一緒に一つ屋根の下に住んでいた頃のことでした。 プーリアのお料理の先生ルチアさんの息子でマルコの従兄弟にあたるアントニオはその当時友だち達を連れてフィレンツェへ来てはよく私たちの家に泊まっていました。何も知らされていない私は朝起きるとSalotto(居間)のソファーベットに男の人たちが雑魚寝していて驚いた物でした。 ビンチェンツォは運送の仕事をしており新オリーブオイルが出来るとプーリアから北イタリアまでマルチェッロのお得意さんに配達をしており、ちょうど真ん中にあるフィレンツェでは必ず足を止め私たちの家に泊まっていたのでアントニオの友だちの中でも一番よく会っていた人でした。 私が初めてビッカリ村にお邪魔した2004年、その後ツアーを組んで郊外でのお料理教室をした時にもあれこれ手を貸してくれたりアドバイスをくれたり、私の生徒さんたちと仲良くなったりととても人懐っこい人で、頼りになる兄貴という感じの人でした。 昨年12月29日、この日は私の友達アントニオが結婚した日です。 結婚式には当然親友のビンチェンツォも奥さん、子供たちと参列しており、その後の披露宴ももちろん最後までいて乳児のコジモの世話が大変だろうとアルベルトやリーコに代わってコジモをあやしてくれたり、さすがは人生の先輩という対応をしてくれていました。 そう、そしてその日が彼との最後の日になってしまったのです。 昨晩プーリアのアントニオから電話がありました。彼らには6月末に男の子が生まれたのでお祝いの言葉を延べお互いの近況報告をしました。 でも、まさかその後に続く言葉が、生命の誕生の後の話題が、「死」であろうと誰が想像できたでしょうか。それも元気印のビンチェンツォが亡くなっただなんて。 まだ夕日が沈みきらない午後7時過ぎのフィレンツェの街中で、何故か私の周りだけ真っ暗になった感じでした。 昨年12月の結婚式の時には既に病気が発覚し、治療を始めていたとの事。 いつも明るくてポジティブな彼は入退院を繰り返しながら最後の最後まで希望を捨てなかったといいます。でも、若すぎました。 9月に50歳を迎えるはずだったビンチェンツォの身体は癌という病気に勝てなかったのです。 唐辛子の詰めものなら彼が一番上手だとアントニオから聞き、この秋は彼に伝授してもらいたかったのに。 あまりに早すぎる死にビッカリ村の全ての人々が悲しみにくれています。 今日7月25日、彼のお葬式が行われているそうです。 時間が許すのなら直ぐにでも飛んでゆきたいプーリア。近いうちに一度彼のお墓に手を合せに行こうと思います。 ビンチェンツォ、どうぞ安らかに
by tammys04
| 2008-07-25 22:13
| amici- 友達
|
ファン申請 |
||