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2007年 05月 16日
イタリア人は自分の行きつけのバールというのがあり、いつも飲むものも決まっている人がほとんどです。 私もその例に漏れず行くバールは決めているし頼むものも決まっています。 私が必ず頼むもの、逆に言えばそれ以外はほとんど頼む事がないもの、それはこれ↑ Caffe' macchiato カッフェ マッキアート(ミルク入りエスプレッソ)です。 ↑行きつけのバールがある人もない人も、ぽちっとね♪ Macchiato(マッキアート)とは動詞macchiareから来ておりシミをつけるという意味です。 ですので、カッフェ マッキアートといえばコーヒーにミルクを落としてシミがついたものを指し、ラッテ マッキアートといえばホットミルクにチラッとコーヒーを落としたものになります。 イタリアのレストランでの食後にカプチーノは頼みません。というより正式なレストランのメニューにカプチーノはおいてありません。それはカプチーノは朝食の時に飲むものでそれ以降の時間にそんなミルクたっぷりのものは胃をブロックしてしまうから飲まないという考えの下。 と言う訳で、せいぜい置いてあったとしてこのmacchiatoなのです。 と、昔レストランのカメリエレに教えられました。それまでは昼食後や夕食後に時々カプチーノを頼んだ事もあったのでした→学生時代です でも確かにご飯を食べてお腹一杯になっている時に泡の立ったミルクって、そりゃ消化に悪いですわ。一理ありますね、イタリア人のその考え。 一口にマッキアートといってもバール毎に、そして言ってしまえば作る人によってそのバランスが違います。ミルクが多すぎるところもあれば、泡を上手に立てられない人もいます。私の好きなバランスで入れてくれるバールを探すには結構時間もかかりました。何しろ飲んでみなきゃ分らない訳ですから。 でも一度「この人」っていうバリスタ(バーテン)を見つけたらもうずっとそこに通います。マイナーですけれど、私のお手伝いしている語学学校Koine'のバールのマッキアートは私好みのバランスです♪ こちらはカフェ シャケラート。夏になると必ず頼むアイスコーヒーのシェイクです。 エスプレッソをシェーカーに入れ、そこに氷、砂糖を加えてシェイクするとこんな風に出来上がると言うもの。ただ、あま~いのが多いので私は注文する時に「meno zucchero」(砂糖少な目)と付け加えています。 皆さんもイタリアにいらしたらこれからの季節の暑い午後にはこのシャケラートを、そしてご飯の後にはマッキアートを注文してみてはいかがですか?現地人に一歩近づくオーダーの仕方ですよ そうそう、ちなみにこのバールはボローニャの昨日アップしたタンブリーニさんの斜め前にあります。マッキアートのミルクの絵がかわいいでしょ♪
by tammys04
| 2007-05-16 05:57
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