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2016年 07月 24日
Buon giorno Brunico/Bruneck!! 前夜の嵐が嘘のように、目覚めた山の朝は少し寒くて爽快です。 今日は一日free day。ヨーロッパ人のバカンスよろしく、各自山で好きなことをする一日。 ずっと読めなかった本を山ほど抱えて一日読書にふけるもよし、この雄大な風景を心ゆくまで眺めて日向ぼっこするもよし、時計を外して日常の喧騒を一切忘れてぼーっとするのがもっともお似合いな場所。 のはずですが。。。 そういう優雅な時間の使い方には皆さん慣れていらっしゃらないのか?(笑) 何かオプションツアーを企画して!と事前からご要望頂いてました。わたし、ぼーっと出来ないのね、今回も(笑) 天候に左右されるオプションツアーではいけないと、事前に考えていたのはアルトアディジェのワインセミナーやアルトアディジェの伝統料理の話と料理教室など室内で出来るものでしたが、お天気が味方してくれたのも手伝ってシェフから勧めてもらったキノコ狩りに決定です。 昨年夏にショートバカンスで訪れた時もMiyaki-ya(懐かしい響き~)ファミリーと一緒に山に入りキノコ狩りしたのですが、その一度だけ。しかも山の中に道らしい道というよりけもの道をたどる感じ?そのルートを思い浮かべながら、そしてEvelyn(シェフの娘)のお勧めの地区を聞き船頭します。。。 が、甘かったです。。。 草原が広がっているはずの宿の周辺は牧草地で既に刈り取られており、芝刈り後のようにすっきりしてしまっていて、ちょっとがっかりだったりもしたのですが、山へ通じる道を500mほど進んだ先には私の腰の高さくらいまでの草が前夜の嵐で左右絡まりながら斜めに倒れてました。 ↑の写真は帰りに撮ったものですが、往路は私が先頭でしたので、倒れている草よりもこの短い足を高く上げ踏みつけて進むという。。。全然先に進めず、パンツはびっしょり。途中であきらめて戻ろうとしたのですが、オプショナルツアー参加者の皆さん全員が「行きましょう、キノコ狩りしたい!」というのでキノコ狩りの前に全力で運動しました(笑) そうして想像以上に体力と時間を使ってようやく山の中に。 雨ばかり続いていた今年の6月のイタリア。この地域は更にかなりの雨が毎日降っていましたが、ここ数日で暑くなったのでキノコが出てるはずというシェフの言葉の通り、こんな感じ↓ ↓ ↓で群生していました。 Finferli(アンズ茸)です。皆さん初めて見るキノコに大興奮。早速各自キノコ探しです。 とはいえ、山の斜面だし前夜の雨で余計に滑ります。転ばないように注意しながら、そして棒などを使って土の奥からきちんと収穫をします。 マイナスイオンたっぷりでこういう場所にいると心が落ち着いて真っ白になれるから山は大好きです。 ただ、気を付けないといけないのはキノコを探して夢中になるとどんどん群れと離れてしまう可能性があること。しかもほんの少し離れただけでも声が山に吸い込まれて聞こえなくなるんですね。 というわけで、時々点呼をし、一番目立つ色を着ている人を目印にキノコ狩りは続きます。 慣れていないと湿った松の枯れ葉の中にこっそりいるキノコは見つかりません。目を凝らして、腰を低くして、みな真剣です。 途中で完璧な形でfinferliを採ったと見せに来てくれたYさん。 お見事でした~。 キノコが採れない人はお昼抜きですよ~とTammyからの指令が出たものだから、途中からは全員真剣に(笑) お蔭で ↑ ↑ ↑ こんなに沢山収穫できました。 帰りも草の生い茂った道をかき分けて歩きます。 当初のシェフとの話し合いでは収穫したキノコでランチ、ということにしていたのですが思った以上に時間がかかったため、このきのこは夕飯に使って頂きます。 朝から相当運動したので皆さん空腹度はマックスに! 今回のツアーでは出来るだけ多くのメニューをこのレストランでご賞味頂きたくて3年前のツアーより1泊多く滞在し、free dayのランチもoberrautで食べるよう設定しました。 というわけで、次はこの日のランチのお話です。 ↑ブログランキングに参加しています 今日もポチッと応援してね♪
by tammys04
| 2016-07-24 18:51
| viaggi - 旅行、遠足
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