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2011年 03月 30日
この方のところで紹介されていたとある看護師さんが被災地、岩手県の陸前高田で医療スタッフとして体験してきた事を綴ったブログ(→こちらから)
文字だけで淡々と綴られている被災地での日々。 絶望的な環境の中でも 明日は今日よりきっと良くなる 希望を持って未来を信じて、患者さん、被災者の方々のサポートに当たった彼女の記録は心にどっしりと根を張ります。泣けるシーンも沢山あるのだけれど、この震災を忘れないために、時間が経っても忘れてはいけないと思って私もリンクさせて頂きました。今、被災地の方は当然、被災地以外でも体調が悪かったり、共生疲労を起こしている方が沢山いらっしゃると聞いています。 心が不安定な方は今は読まないほうが良いのかもしれません。でも私は彼女が現実を綴ってくれたことに感謝しています。 海外にいてはもう放送されなくなってしまった日本の状況、Newsで放送されていた間も知らなかった、知らされなかった被災者、被災地、そしてそこで被災地のためにがんばってくれている多くの人たちの様子を少しでも知ることが出来、改めて今回の震災がどれだけのものであったか、被災者がどれだけ困っているのか、想像をはるかに超える現状がそこには書かれており、また着の身着のまま、食べるものも、水もほとんどない中での人の優しさが綴られており、日本人て本当に素晴らしいと思いました。 彼女が東京が近づくにつれてほんの10日ほど前と同じく普通に電気がついている高層ビル、信号、綺麗な身なりの道行く人などをみてでもきっと本当の現実は被災地で都心は非現実社会なんだと思います。 そ、陸前高田を離れる前日に綴った この震災で家族を失った人たちをたくさん見てきたけど 家族って血が繋がってる人だけじゃなく一緒に涙を流せたり心に少しでも寄り添ったならもう「家族」って言っちゃっていいんじゃないかな。 他にも心に残るフレーズが沢山あるけれど、とても印象的でした。 若くても心が寄り添ったのならそれを「家族」と呼んでいいと思えたこと。彼女の大きな財産になったと思います。 今尚がんばり続けている全ての人に、エールを送りたい。そしてありがとうと。
by tammys04
| 2011-03-30 22:12
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