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2009年 03月 19日
Ris5が昨日最終回でした(はぁぁ・・・)。 最後には今回のシリーズを通じて殺人を繰り返してきたグループSettaのトップが逮捕されて、登場人物たちのそれぞれの恋も上手く行きそうな・・・お決まりのパターンでしたけど、見ない訳には行かなかった(爆) 本来毎週火曜日の夜9時過ぎからなのに、今週はAmici(水曜日)のSemifinale(準決勝)が夜中1時近くまでの放送だったためか、入れ替えての放送に。 日本で月9と火曜日の夜9時からの番組を入れ替えたら問題起こりますよね?一応予告ではAmici火曜日の9時半から(同じくRis5 水曜日)って別々にCMは流れてたけれど、お詫びもなきゃー、説明もなく。 さすがイタリアです(笑)。Amiciの視聴者なんて全国で一体どれだけいるんだか(そのほとんどはティーンエイジャーだとは思うけど)。 Amiciは来週がいよいよ最終回。誰が優勝するかなぁ。私はLucaかAliceに優勝して欲しいんだけども。 がんばれSquadra bianca(白チーム)!! さて、前置きが長くなりましたが、昨日のお昼ごはんの後の散策を。 Suvereto(スベレート)から向かった先はBolgheri(ボルゲリ)村。 ↑ポチッとしてね Bolgheri(ボルゲリ)は80年代終おわりにSassicaia(サッシカイア)という↑(トップの写真にある箱)のワインが当時テーブルワインだったにも関わらず、その年の世界で一番美味しいワインと表現されてから一大ブームが巻き起こり、一躍有名になった村。 ボルゲリ村に続く一本道は両側に糸杉の並木。ずっと続くこの風景(せいぜい数キロですが)は圧巻。糸杉の続く道って私の中でトスカーナの風景の中でも好きな風景の一つです。 ただね、これも杉なんで・・・写真を撮ってはしゃいだはいいが、後から目がかゆ~~~いっっっ、鼻はむずむず・・・はくしょ~~んっ!--; 夕方だったのでちょっと暗いですが、この村もやはり城壁で囲まれています。これは城壁の中から撮ったもの。村は小さくてゆっくり歩いても一周10~15分で周れてしまうほど。ピエンツァも小さくてかわいいと思いましたが、そこまでも観光化されておらず、ハイシーズンじゃないこともあったかもしれませんが、店も少なく更に開いてない(笑) サッシカイア、ボルゲリっていう名前はこれほどまでに世界的に有名なのに、村はひっそりとした感じというのが私のツボでした。 土地柄エノテカはいくつかあり、どこでもティスティングが出来ます。ここもOrnellaia(オルネッライア)Sassicaia(サッシカイア)両方ティスティング出来るようでした。 ゆるやかな坂を上るとこの犬がお出迎え♪番犬にはなりそうもない(笑)穏やかな犬で、愛想も良いので、久々に見ず知らずの犬をなでました。かわいかったなぁ。 展望台とは決して言わないと思いますが、ここからは遠くに海が見えます。この風景もステキでした。逆光で上手く撮れなかったのが残念。 写真左 - 黄色のGinestra(エニシダ)の花は春になるとキャンティへの道でも良く見かけます。普段は野生のしか見ていないけれど、壁にこうして咲いててもステキ。 写真中 - この人、おじさんじゃありません、念のため(爆)Nonna Lucia(ルチアおばあちゃん)という名前だそうです。このあたりの詩人だったとか。 写真右 - 紫のちいさな花もかわいかった。 小さな村のなかであれこれ花を見つけました。皆さん住人の方々は庭先に、窓から、空間を上手く利用して花を飾っています。 散策の終わりに本日トップの写真でご紹介したサッシカイアとオルネッライアをエノテカでティスティングしました。ちなみにこのランクはいずれも50ml(cc)で10ユーロです(もちろん立ち飲みで)。 生まれて初めてのサッシカイアのティスティング。 オルネッライアを先にティスティングしたのですが、こちらの方がふわっと先に香りが立つというか、サッシカイアはエレガントなワインなので香りがツーンとドーンと前に来ないんですね。でも持続性がある。 ワインティスティングで習う事、香りが強かったり味が強烈なのが良いワインと言う訳ではなく、香りは柔らかく控えめでも持続性があること、これは味も同じ、後味にいつまで味わいが残るのか。 このエノテカの方も仰っていましたが、 最近は流行りもので○○や△△社などの(あえて名前は書きませんが)ワインがもてはやされているけれど、みんなガツーンと強い香りと味で作ってる。でもサッシカイアはそうじゃない、エレガントなんだ。 これこそ本物のボルゲリの良さだと思うんだよ。これほどのランクのワインを造れる業者は後にも先にも見てないからね。サッシカイアはすばらしいよ。と。 一緒に行っていたHeroのお友達は何でもサッシカイアをもらったことがあるそうですが(うらやましい~!!)その時にこの話を知ってたら・・・と言っていました。この先は書くまい(爆) これほどの最高峰と呼ばれるワインともなるとそれまでの保存状態、開ける時期、コルクを抜いてから飲むまでの時間、いろいろなことが左右しそのワインの印象を変えることになります。 セラーでもない限りこんな高級ワインはもらっても私は困るか、な?(強がり・・・?) とりあえず中級~上の下くらいのワインは自宅のクローゼットで熟成していますが(笑) ボルゲリ散策を終え、ほろ酔い気分になって向かった先は海。 遠くに見えるのはコルシカ島(フランス領) 太陽が境界線に入る瞬間 日が沈んだ後に見える全ての風景が青紫に染まるイタリアの夕日が好き 夕日フェチの私にはたまらない一日の締めくくりでした。それにしても日が長くなりましたね。これ午後6時半でした。 魅力が沢山詰まった長くて充実した一日が終わりました。 運転してたHeroはさぞかし疲れただろうなぁ。しかもワイン嫌いな味ばかりで全然飲めなかったしね(あ、飲んじゃいけないけど、運転手だから)。 お疲れ様でした~。 ↑ブログランキングに参加しています 再び上位目指しております。 今日も1ポチッで応援よろしくー♪
by tammys04
| 2009-03-19 18:26
| viaggi - 旅行、遠足
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