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2008年 11月 04日
私が帰国してからすっきり晴れた日ってないんじゃないかという程、雨が多い今日この頃。 気づけば11月ですから雨季ですわねぇ、イタリア。 でも、私が出かける日や市場見学付きのお料理教室の時には雨が降らない、という晴れ女っぷりを大いに発揮している訳ですけれども・・・ 今日もワイナリー同行通訳のお仕事を頂き、キャンティークラシコはあの有名なRicasoli(リカーゾリ)のCastello Brolioへ行ってまいりました。 今日のお天気の予報は雨。お昼前からしっかり雨が降り出しましたが・・・もちろん私たちが出発して見学している間は太陽さえ出ており。う~ん、すごいねわたし→日本じゃ雨女と有名なのにね。 リカーゾリ家といえばトスカーナの3大貴族のワイナリーの一つとして有名ですが(その他アンティノーリ家、フレスコバルディ家)最近の大型ワイナリーはティスティングルームがこんな風におしゃれでモダンなショップスタイルになっているところが多いと思うのは気のせいでしょうか? あまりにご立派でちょっと気後れしてしまう田舎者のtammyです、へへ。 総敷地面積1,200hを所有するカステッロにはブドウ畑だけで250hの敷地があるとのこと。ひゃー、これまで訪れたワイナリーで一番大きいかも。 それだけ大きいワイナリーなら当然のことながら熟成室のバリック(250ℓの木樽のことです)も↑こんなに沢山あるわけですよねぇ。バリックだけで6000個はあるんですって。もう想像をはるかに超える規模に一同呆然。だいたいバリックの樽の五階建てなんて見たことなかったです、今まで。 今回の依頼を頂いたお客様はイタリアレストランを経営していらっしゃるご夫婦なのですけれども、お店でRicasoli社のワインをお出ししているそうで、せっかくなので一度は現地で作り手を見てみたかったということでした。 初イタリア、初ワイナリーでこの規模ですよ!すごい経験しちゃいましたね。 私が普段行っているワイナリーは30hとか50hの面積が平均的なんですけど。ひょっとしたら私が一番興奮していたかも知れません^^ 醗酵室から熟成室、最後にティスティングへと移りレストランで購入しているものもしていないものも全ての種類をティスティングさせてもらいました。中でも2007年がファーストビンテージのロゼが面白かったです。熟したイチゴの香り、むしろジャムに近い香りがあるのに飲むとドライで。お客様はかなり気に入ってらっしゃいましたね。インポーターさん来年仕入れしてくれるといいですねとリカーゾリの人とも話していました。今回案内してくれたリカーゾリの人はとても丁寧で感じが良かったです。大手なのにといってはいけないですが、気持ちの良い接客対応でした。 ティスティング中にリカーゾリの社長にもご挨拶をし、ご満悦だったお客様。 日が落ちる頃には晩秋にふさわしいキャンティの紅葉を車窓から楽しんで頂き、グレーべ イン キャンティへ立ち寄りフィレンツェまで帰ってきました。 自然がちょっと足りていなかった私には今日のキャンティへの道中はとても嬉しい癒しの時間となりました(仕事しろっ!てのねぇ・・・)。 K様ご夫妻、またいつかイタリアにいらっしゃる時はどうぞご連絡下さいね。トスカーナの素敵な場所へもっともっとご案内して差し上げたいですから。 ↑ブログランキングに参加しています。 今日も1ポチッで応援よろしくお願いします♪
by tammys04
| 2008-11-04 05:34
| Vini - ワイン、ワイナリー
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